角 膜

眼の中央部、茶目の前面にある透明な膜で、外部からの光を屈折させ、水晶体と共に網膜に像を結ぶ働きをします。暑さは0.5〜0.7mm、直径約12mm。角膜はほとんどの方が楕円形をしており、一般 に乱視とよばれるものは、この角膜の楕円形の歪みのことをいいます。LASIK手術、PRK手術は、エキシマレーザーによりこの角膜の屈折を矯正し、近視、遠視、乱視を無くす手術です。

結 膜 角膜以外の眼の表面 と眼瞼の裏側をおおう透明な膜。結膜は粘膜で、眼と眼瞼とを結び、常に眼の表面 をうるおして、その運動を滑らかにする働きをしている。
前 房 角膜と虹彩 に囲まれた部分。毛様体で作られた房水が後房からこの前房に流れ、隅角へと向かう。
後 房 虹彩 と水晶体にはさまれた部分。毛様体で作られた房水がこの後房から前房に流れ、隅角へと向かう。
虹 彩 茶目の部分。角膜の奥で2種類の筋肉により瞳孔の大きさを調節し、眼に入ってくる光の量 を加減します。光が強い時は瞳孔を小さくし、弱い時は大きくします。
瞳 孔 茶目の中心の黒く見える部分。虹彩 に囲まれた空間で虹彩の働きにより、外部の光の量によって、拡大縮小する。その奥は水晶体。
隅 角 角膜と虹彩 が成す隅の部分。毛様体で作られた房水が後房から前房を通り、この隅角へと流れ排出されます。毛様体で作られる房水と隅角から排出される房水はの量 は通常はほぼ同じ量で、これにより眼圧が一定に保たれています。隅角が詰まると眼圧が上がり、視神経を圧迫し緑内障をおこします。
水晶体 瞳孔の奥にあり、角膜とともに網膜に像を結ぶ働きをする透明な凸 レンズ状のもので、弾力性に富みます。水晶体の周囲にある毛様体と毛様小帯の働きにより凸 レンズの厚さをかえ、光の量をかげんする虹彩と相まって、遠くのものから近くのものまで網膜に像を結ぶ働きをします。この力を調節力といい、年代とともにこの力が働かなくなることを老視といいます。また水晶体が黄色く濁る病気が白内障です。
毛様体 水晶体と毛様小帯によって繋った部分で、毛様小帯とともに水晶体の厚さを変える働きをします。また毛様体は房水を作り、ここで作られた房水は後房から前房を通 り、隅角へと流れ排出されます。

毛様小帯
(チン氏帯)

毛様体と水晶体を繋ぐ細いひも状の組織で、水晶体を支え、毛様体とともに水晶体の厚さを変える働きをします。
硝子体 水晶体と網膜の間にあるゲル状の透明な物質で、角膜から水晶体を通 って来た光は硝子体を通り、網膜に達します。老化やさまざまな原因で硝子体が濁ると、飛蚊症や視力の低下をおこします。
網 膜 眼球の最も内側の膜で、角膜から水晶体を通 って来た光は硝子体を通り、網膜に達し、その視覚情報が視神経へと伝達されます。網膜はものを見るために重要な部分で、カメラでいうとフィルムにあたります。眼底検査はこの網膜を見る検査です。
中心窩 眼底の中心、最も奥まった部分。視神経乳頭より約3mm耳側に位 置する。視覚の重要な部分。
黄斑部 眼底の中心、中心窩を取り巻く円形の部分。視覚の重要な部分で、明るい所で感じ、色を識別 する視細胞が集まっています。
視神経 網膜で捉えた視覚情報を大脳に伝える神経経路の一部で、網膜とつながっています。
視神経乳頭 網膜の神経繊維が視神経へとが繋がる部分。
脈絡膜 網膜の外側に位 置し、メラニン色素が多く、瞳孔以外からの光の侵入を防いでいます。また血管が多く眼球の栄養補給にも重要な役割を持ちます。
強 膜

脈絡膜の外側、眼球の後部を形成する白色不透明の硬い膜で、角膜と繋がっています。眼球内部を保護する働きを持ちます。

ブドウ膜 虹彩 、毛様体、脈絡膜をあわせてブドウ膜といいます。