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診療内容

網膜硝子体手術

網膜硝子体手術

コンステレーション

 網膜とは眼球の最も内側の膜で、角膜から水晶体を通って来た光は硝子体を通り、網膜に達し、その視覚情報が視神経へと伝達されます。網膜はものを見るために重要な部分で、カメラでいうとフィルムにあたります。この網膜と硝子体には様々な疾患が起こりますが、現在では手術技術や手術機器の進歩により手術可能となる疾患も増え、比較的安全に手術ができるようになりました。 硝子体はもちろん素手で切除するわけではなく、非常に高度な器具を用います。高い技術を必要とするのと同時に、コンピューター制御による高い性能の機器が手術成績に大きく影響します。深作眼科では、最新の手術設備と卓越した技術を持つ執刀医により、世界でもトップクラスの件数の硝子体手術を行っておりますので、安心して手術を受けていただけます。
日本レベルの実績では増殖性硝子体網膜症手術、硝子体茎離断術の手術件数は全国1位(1511件、週刊朝日2011)網膜硝子体関連手術は3000例におよびます。
 深作眼科では連日数百人の患者様が全国から来院されるため、手術患者も非常に多く、また他院からの紹介や他院で手術が不可能といわれた重症の患者様や緊急手術も多く、毎日硝子体手術を行っています。深作眼科では重症の患者様を中心に網膜硝子体手術を行っておりますので、軽度の疾患ばかりを行っている施設と違い高度な治療の質を提供しています。患者様ご自身も、網膜硝子体だけでなく眼球すべての疾患に対して高い手術技術と知識で治療できる医師を自ら選ぶ必要と責任があります。
 われわれ深作眼科は、あえて専門外来を設けていません。なぜならば、角膜、水晶体、硝子体、網膜などカメラと同じようすべてをあわせて眼球であり、どれか一つだけを専門というようでは他の疾患を見落とす可能性が高くなるからです。全ての機能がよくなければいい視力は獲得できません。多数の角膜移植、屈折矯正手術、白内障手術などを行いつつ、全国で1番の件数の網膜硝子体手術を行っている深作眼科。ここに深作眼科の医療の真髄があります。年間数千件の手術をこなす医師の技術は考えていただければおわかりいただけると思います。われわれ深作眼科は常にアメリカ、ヨーロッパの名医と情報交換しています。

手術に使用する最新機器

広角観察システム「BIOM」

 深作眼科では、網膜全体を見ながら手術できる広角観察システム「BIOM」をいち早く導入し、硝子体手術を施行しております。深作院長はこの硝子体手術の習得の為、ドイツの最も進んだ施設に何度も足を運び修行しました。Dr,クルーガー、Dr,ルッケ、Dr,エッカードなど世界の名医の技術を習得しそして現在はヨーロッパ硝子体手術学会の専門医をしております。深作眼科は常にグローバルな視野を維持しています。
 ドイツでは専門家の8割が常にBIOMを使用しますが、日本ではまだまだ浸透しておらず、ごく一部の施設がようやく導入し始めたというところです。この「BIOM」は、カメラレンズで有名なLeica社の顕微鏡と組み合わせることでその真髄を発揮します。また近年、玄人向きの「BIOM」に対し、CARL ZEISS社よりさらに簡便なシステムとして「Resight」が発売されました。欧米とは異なり、日本ではこちらのほうが圧倒的にシェアが高いようです。

「RESIGHT」

 深作眼科では、これらの機器を硝子体手術専用顕微鏡として数台稼働させ、網膜硝子体疾患の重症例には「BIOM」、中等度症例には「Resight」という使い分けをしています。われわれは機器によりF1マシンと乗用車ほどの差があると思っており、保険診療である日本では、どの機器でどんな技術者が手術を行っても医療費は同じなのです。これほど設備が充実し安心できる施設は世界でもそう多くはありません。

網膜剥離

  目の内部を満たす硝子体は通常ゼリー状ですが、加齢により一部が液状化し、ゼリー状の硝子体が眼球の動きに連動して移動するようになります。その際、硝子体に網膜が引っ張られると裂け目(裂孔)ができ、裂け目から水が入ると網膜がはがれ、網膜剥離となります。裂け目ができた状態では飛蚊症を生じたり、網膜の刺激症状として光視症を訴えることもあります。
 網膜がはがれると視野が狭くなり、剥離が網膜の中心部(黄斑部)に及ぶと急激に視力が低下します。最悪の場合は失明することもありますので、早期の手術と初回の手術での網膜復位(元に戻す)が大変重要であり、高い医療技術が要求される疾患です。このような疾患だからこそ、深作眼科では最先端の医療機器と最高の技術で良好な成績を得ております。

網膜剥離手術

 網膜剥離手術について、動画でわかりやすく解説しています。

糖尿病網膜症

 現在、日本で最も多い失明の原因は糖尿病網膜症です。糖尿病などの全身的な病気からくる眼の病気は、早期発見早期治療が非常に重要で、また内科での糖尿病治療も必要となります。深作眼科では、内科の治療と平行して全体を見渡した眼科治療を行い、多くの方々の失明を防いできました。
 糖尿病網膜症は、その症状に応じて定期的な眼底検査を受ける必要があります。網膜症の種類によっては、検査後、即レーザー治療や手術を施さなければならない場合もあり、どのような症状に対しても治療のできる施設での定期検診がとても大切です。
 また、レーザーを照射する眼底の部位によっては非常に繊細な技術が要求されます。深作眼科は、光凝固術から硝子体手術まで、糖尿病網膜症の治療においても高度な技術と充実した環境を持ち、あらゆる症状に即対応できる施設です。特に増殖性糖尿病性網膜症は治療の難しい疾患です。これに対して、ドイツで開発され、近年欧米で画期的な薬として多用されているアバスチン(Avastin、抗VEGF抗体)を併用しながら、ドイツの専門家と同じBIOM4で眼底を広く観察しながら23Gでの小切開硝子体手術を施行しています。必要に応じて眼科手術用のパーフルオロカーボン、シリコンオイル、SF6、C2F6、C3F8ガスを駆使し、最高の術後結果を得ております。

黄斑円孔・黄斑上膜(黄斑前膜)

 これらの疾患は網膜の中心部である黄斑部に起こる疾患であり、黄斑円孔は黄斑部に穴が開く病気、黄斑上膜は黄斑部に余計な膜がはり、歪みや変視症を起こす疾患です。
 ともに硝子体手術を行い、黄斑部の膜や内境界膜という膜をはがす手術を行います。内境界膜は0.025㎜と非常に薄く、この膜をはがす操作は高い技術が要求されます。たとえ膜を剥がしたとしても手技が乱暴であったり未熟であれば組織を傷害しますし、時間がかかれば手術中に照らす光障害により、手術後にいい視力がでません。したがって同じ手術手技でも術後結果に差がでます。深作眼科では非常に修練された技術により局所麻酔にて平均10分程度の手術時間で良好な結果を残しております。手術中は例えるなら太陽の光をずっと見ているのと似たようなものですから洗練された技術により手術時間が短いのにいいことは言うまでもありません。

黄斑円孔手術

 黄斑円孔手術について、動画でわかりやすく解説しています。